ベッキーだけ風当たり強い原因は「性差別」? 不倫騒動が「飛び火」、英高級紙が問題視

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   タレントのベッキーさん(31)と「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(えのん)さん(27)による不倫問題が、国外にも波及し始めた。特に注目されているのは、ベッキーさんと川谷さんに対する風当たりの強さの違いだ。

   これに加えて、アイドルをめぐる「恋愛禁止」の慣例など、男女間で二重基準がまかり通っているのではないか、というのだ。

  • ベッキーさんの不倫騒動は英高級紙でも報じられた(2009年2月撮影)
    ベッキーさんの不倫騒動は英高級紙でも報じられた(2009年2月撮影)
  • ベッキーさんの不倫騒動は英高級紙でも報じられた(2009年2月撮影)

「芸能界の女性にとっての不公正な基準」めぐり議論

   記事は2016年2月8日付けで英高級紙「ガーディアン」のウェブサイトに掲載された。「『隣のお嬢さん』タレントの失脚で、芸能界にはびこる性差別が浮き彫りに」と題して、「芸能界の女性にとっての不公正な基準をめぐり、議論が起こっている」と指摘している。

   具体的には、「日本の強力な芸能事務所が女性歌手、俳優、タレントに対して持っている支配力」をめぐる議論が起こっている、とした。その背景として、ベッキーさんはスキャンダルで多くのテレビ番組やCMの仕事を失ったのに対して、川谷さんは「一見、影響をうけずに自分のキャリアを続けている」ことを指摘。

「ベッキーさんの罪は、日本の若い女性芸能人は人を楽しませるだけはなく、道徳的にも非の打ち所がない状態でなければならないという確固としたルールを破った、ということのようだ」

とも分析した。

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