関税が11年目に半減され、日本の酪農家に影響
福島氏はブルーチーズの関税は、TPP発効後11年目までに29.8%が14.9%に半減し、クリームチーズについては16年目で撤廃されることを指摘。これに伴う日本の酪農家の苦労について
「特に家族でやっている人は、休みもなく毎日乳搾りをやったり牛が病気になったり出産があったりとか、本当に大変なんですよ!みんなこれを気にしていて、チーズの一部の関税が撤廃ですよ、重要5品目が」
と代弁し、
「一番乳製品(の関税撤廃)を要求していた国はどこですか?ニュージーランドですよ!甘利大臣はニュージーランドとの酪農の交渉で戦ってたんじゃないんですか?そのニュージーランドに行って『ブルーチーズがおいしかったです』ということをおっしゃる感覚が私は理解できない」
などと高鳥氏を非難した。高鳥氏によると、「実はチーズは好きではない」が、夕食会の閣僚テーブルでチーズが出てきた。正面にはニュージーランドの担当大臣が座っていたため、高鳥氏は
「ブルーチーズは、私は好きではありませんでした。昨日まで。だけど、今日からニュージーランドのチーズがおいしいということはよく分かった」
などと会話を交わしたという。こういった経緯をブログにつづったといい、
「自分が何とか元気にやっているということを短い時間の中でお伝えしたいということで書いた。誤解を招いていることについてはお詫び申し上げたい」
と釈明した。