「覚醒剤は犯罪ではなく、清原は被害者」 人権派弁護士のツイートが論議呼ぶ

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「自分の意思で使って被害者はない」との声も

   直近では、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんも、7日のブログで、清原和博容疑者は殺人や暴行をした加害者ではなく被害者だとして、「送られる先は病院や厚生施設であるべきだ」と書いた。

   その例として、長谷川さんは、アメリカが取り組んでいる「ドラッグコート」の制度を挙げた。そこでは、裁判官が麻薬中毒者に刑罰を受けるか治療を受けるか選択させ、治療を選べば、更生プログラムの終了時点で公訴を免除されるなどの処置が取られている。

   では、そもそも覚醒剤使用は、なぜ犯罪とされるのだろうか。

   警視庁のホームページでは、「薬物の恐ろしさ」のタイトルで、その理由を説明している。

   そこでは、「薬物の乱用により脳の正常な発達は止まり、突然、笑い出したり、泣きわめいたり、怒ったり不安定な精神状態になります。また、幻覚が現れ、気が変になる場合もあります」として、「依存症になることで、大切な家族や友人に迷惑をかけます」「幻覚や妄想から、他人を発作的に殺したり傷つけるなど凶悪な事件発生の引き金にもなっています」と言っている。

   神原元弁護士らの発言については、ネット上でも、「確かに犯罪の本質からは外れるな」「囚人専用の病院に入って治療を受けさせた方がいい」と理解を示す声が出た。

   しかし、疑問や批判の方が多く、「自分の意思で使って被害者はない」「錯乱して凶行に及ぶ事もあるから愚行権では済まされない」「実際指さされて、灰皿叩き割って我慢したとか迷惑かけてんじゃん」といった意見が相次いでいる。

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