不倫交際騒動の渦中にあるタレントのベッキーさん(31)と「ゲスの極み乙女。」ボーカルの川谷絵音さん(27)の出演番組が昨夜、それぞれ放送された。
どちらの番組も「週刊文春」のスクープ後に収録されたもの。2人はいつもどおりの笑顔を見せていたが、ネット上ではファンらから「やつれた」「疲れ顔」といった指摘が目立った。
しっかり喋ったのは1回だけ
ベッキーさんが登場したのは2016年2月7日夜放送の「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系)だ。
所属事務所がレギュラー番組の休業を発表したことに伴い、スタジオトーク冒頭で顔が大きく映ると、前回放送時と同様「※収録は1月26日に行いました」という異例のテロップが表示された。
その後、司会の内村光良さんの話に合わせて笑う姿こそ度々映ったものの、しっかり喋ったのはたった1回だけ。番組中盤、内村さんから「さぁ続いて参りましょう、ベッキーよろしく」とふられ、「はい、続いてはこちら!」と次のコーナーを元気に紹介していた。
前回放送時と同じ日に収録されたものだが、ネット上では今回も、
「ベキちゃんめっちゃ痩せてた」
「いつもの生き生きした感じがない」
「やっぱベッキーやつれたねー」
と、見た目の変化を指摘する声が相次いだ。
最新アルバム「両成敗」がCDランキング1位
同じく7日の深夜(8日未明)には、川谷さんが掛け持ちするバンド「indigo la End」が音楽番組「MUSIC JAPAN」(NHK総合)にゲスト出演した。こちらは1月25日に収録されたもので、4組目に登場すると新曲「心雨」を披露した。
トークコーナーで、司会のユースケ・サンタマリアさんらから「ゲスの極み乙女。」として紅白歌合戦に出場した際の感想や、曲作りの過程で意識したことを聞かれると、川谷さんは淡々とコメントし、時おり笑顔も見せた。
もともとポーカーフェースなこともあり、傍目からは普段との違いが分かりにくいが、番組を見たファンらからは、
「絵音さんの目が暗くてしんどそうで心配でしたわ...」
「えのぴょん やつれすぎやん...」
「疲れてそうだったけど大丈夫かな」
といった声も少なくなかった。
「週刊文春」が不倫交際疑惑をスクープしてから1か月余り。発覚後、ベッキーさんはCMの打ち切りや差し替えが相次ぎ、1月30日以降はレギュラー番組の出演も当面の間見合わせることとなった。
一方の川谷さんは、ゲス乙女。の最新アルバム「両成敗」がCD売り上げランキングで1位を獲得し、春に行われる音楽フェスへの出演も決まっている。
ただ、ベッキーさんほどではないにせよ少なからず影響はあり、1月下旬にはゲス乙女。が曜日レギュラーを担当していたTOKYO FMのラジオ番組の出演が休止に。2月6日付の複数スポーツ紙によれば、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」劇場版への主題歌提供が取り消しになったという。