台湾南部で2016年2月6日に発生した大地震を受け、日本国内では支援の動きが広がっている。
発生当日に、Yahoo!JAPANの非営利団体「Yahoo!基金」が緊急支援募金ページを開設。8日12時時点で5万8000人以上が寄付し、約7300万円が集まっている。
東日本大震災の際、台湾から200億円以上の義援金が届けられたことから、東北などの被災地の商店街等でも「恩返し」の募金活動が行われている。
高須クリニックの高須克弥院長は6日、ツイッターで「とりあえず日赤を通じて、いま一千万円台湾に送った。今すぐ手伝いに行きたい」と投稿。「台湾と日本は親友です。喜びも苦しみも分かちあいましょう。僕たちはできることは何でもするつもりです。永遠の友情を信じて」などとエールを送った。
台湾当局の情報を伝えた複数の報道によると、地震による死者は8日までに35人にのぼった。倒壊した16階建てビルからは約200人が救出されたが、なお約120人が取り残されているとみられている。