「そもそも、選んでもらえる立場なの・・・」
シャープが鴻池精密工業を「選んだ」ことに、インターネットには、
「鴻海にとっては安い買い物なんだろうなwww」
「IGZO流出。シャープが鴻海に折れたことで、日本のパネル産業は危機に瀕してる」
「液晶奪われてポイじゃねえの?」
といった悲観的な声と、
「このニュースとても淋しいことですが、これからも応援していますので負けずに頑張ってください」
「なんか切ない... シャープさん辞めないでね」
「シャープさん、ファイト!!」
といった応援の声が交錯。シャープの公式ツイッターも、「こんな日にフォロワーさん28万になりました!」と、驚きのコメントを寄せた。
そんな声に混じって、
「なんで上から目線? そもそも選んでもらえる立場あの・・・」
「これって、シャープが助けてもらうんだよねwww」
「なにあれ、あまりに不遜じゃね」
といった声もみられる。
どうやら、記者会見での高橋興三社長の態度が注目されたようだ。
思えば、巨額赤字に株価低迷、3年連続の無配で、15年6月の定時株主総会では、「株主をバカにしてるのか!」「社長を辞めたらどや!」と怒号が飛び交い、議長を務めた高橋社長はひたすら「誠に申し訳ありません」「お詫び申し上げます」と陳謝していた。
それからまだ1年も経っていないのに、そんな平身低頭だった姿とは打って変わって記者会見では、
「構造改革をやりきることが一番の経営責任」
「現時点で経営陣が退任することは考えていない」
「シャープが将来に向かって存続し、世の中のためになることを考えている」
と、開き直りとも思える態度で語った。
前出の大関氏は、「シャープにしてみれば、『どうだ!』といったところなのでしょう。国が救済してくれなくても、『ほしい』といってくれるところがあるんだぜ、って感じ。たしかに、あれは助けてもらう企業のトップの顔ではありませんね」と、「ドヤ顔」会見を振り返る。
とはいえ、「鴻海だって、当面は現状維持かもしれませんが、コストカットは必要でしょうから、どこかの段階でショック療法ということは十分あるでしょう」という。そのとき、高橋社長はどんな顔をしているのだろうか。