安保法案「揶揄」もあったと出馬に疑問も
移設に反対するある沖縄県議も、J-CASTニュースの取材に対し、「自民党には、そのような思惑はあるでしょうね。票集めにタレントを担ぎ出すというのは、よくある手法じゃないですか」と批判した。
ただ、今井絵理子氏については、本当に自民党から出るのかと疑問視する声もネット上で多い。過去に、安保法案を戦争法案だと根拠なく揶揄しているような発言だと、ツイートが物議を醸したことがあるからだ。
終戦記念日の15年8月15日、今井氏は、「戦争は何があってもダメ」としたうえで、「今の日本の流れを拝見すると、どこかプチ戦争なら賛成!みたいに見えるのはわたしだけでしょうか?」と発言していた。
一部スポーツ紙も今井氏の所属事務所は出馬を否定と報じたが、どうなっているのか。
所属事務所ライジングプロダクションの広報担当者は、「参院選に出ないかどうかも分かりません。こちらでは、何も聞いていないです」とJ-CASTニュースの取材に答えた。
今井氏は安保法案に反対しているのか、基地移設についてはどう考えるのかを聞くと、「政治的立場は本人のことになりますので、事務所では見解を述べられません」とのことだった。