東芝、16年3月期は7100億円の最終赤字に

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   東芝は、2016年3月期の連結最終損益(米国会計基準)が7100億円の赤字(前期は378億円の赤字)になる見通しになると、2016年2月4日に発表した。家電事業や半導体事業で構造改革費用が増加するのに加えて、電力・社会インフラ部門などで採算が悪化。従来予想していた5500億円の赤字から、さらに赤字幅が拡大する。

   売上高の予想は前期比7%減の6兆2000億円で据え置いたが、営業損益は4300億円の赤字(前期は1700億円の黒字)と、赤字幅は従来予想から900億円拡大する見通し。

   同時に発表した15年4~12月期の連結決算は、売上高が6%減の4兆4216億円、営業損益は2295億円の赤字(前年同期は2017億円の黒字)、最終損益が4794億円の赤字(1072億円の黒字)だった。

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