酒を飲みすぎると口臭がひどくなるってホント?

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予防には、氷を口に含んだり、銀のスプーンをなめたり...

   口臭は、体臭の中でも鼻にいちばん近い分、麻痺して自分で気づきにくい。特に酒を飲んでいる時は、酔っているからなおさら自覚しにくい。では、酒を飲む時にどうしたら口臭を防ぐことができるだろうか。いくつかの歯科医のサイトをまとめると、こんな方法がいいようだ。

   (1)肝臓の働きを活発にして、アセトアルデヒドをどんどん分解してくれるツマミをたくさん食べる。豆腐・枝豆などの大豆類、シジミ、イカ、カキ(貝)、アサリ、ゴマなどだ。逆に臭いの元になるニンニク、ニラなどは控える。

   (2)氷を口に含む。氷が融け、口臭の原因である口内の乾燥を潤すと同時に口内の温度を下げ、口臭ガスの発生を減らす。ゴミの臭いが、暑い時より寒い時の方が弱くなるのと同じ原理だ。

   (3)もし飲食店内にあればの話だが、銀のスプーンをなめる。口臭の原因物質の硫化水素が銀と化学反応して硫化銀に変わり、臭いが消える。

   (4)リンゴを食べる。リンゴに含まれるポリフェノールが、口臭の原因物質であるメチルメルカピタンの働きを抑える。柿や緑茶のポリフェノールにも同様な消臭効果があるので、積極的に摂(と)ろう。

   (5)キシリトール入りのガムを噛む。キシリトールには唾液の分泌を促進する働きがあり、口内の乾燥を解消し、歯周病の原因菌の繁殖を抑えてくれる。数分噛むと味がしなくなるが、捨てずに丸めて口内で転がすと、さらに唾液が出続けて効果が上がる。目にゴミが入ると涙が出るのと同じで、口内に異物が入ると唾液が出るからだ。

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