「球界に貢献して欲しかった」との声も出たが...
清原和博容疑者は、1月19日のブログで、手のひらのケガの画像をアップし、飲食店の男性客に腹を立て、灰皿を叩き割ったと打ち明けたのだ。この客は、笑いながら清原容疑者を3回も指差したといい、「完全に頭の中でブチキレる」「完全乱闘モード」などと怒りをぶつけていた。
もし清原容疑者が薬物を常用していたとすれば、他人が自分をバカにしているように思ってしまう幻覚作用が現れていたのだろうか。清原容疑者は、バラエティ番組でも、誰かの恨みつらみを買っていると訴えて、話題になっていた。
以前から疑惑があっただけに、ネット上では、「やっぱりな」「終わったな、清原・・・」といった厳しい指摘が出た。一方で、「何かしらの形で野球界に貢献して欲しかったのに...」「現役時代ファンだっただけに、ショックです」と今回の事態を残念がる声も相次いでいる。
過去に薬物疑惑が持たれた球界OBでも、復活を果たしたケースはある。阪神のエースとして活躍した江夏豊さん(67)だ。1993年に覚醒剤所持で逮捕され、実刑判決を受けたが、15年から阪神の2軍キャンプ臨時コーチに抜擢されている。とはいえ、逮捕から20年以上も後になってからのことだ。
薬物については、なかなか断ち切れないと指摘されており、清原容疑者は、巨人時代から薬物に手を出していたという未確認情報も一部で報じられている。とすると、本人が願っているとされる球界復帰も、かなり険しい道のりになる可能性がありそうだ。