カリスマ小児科医も認めるにんにくオイル 子どもの病気にこんな活用法があったのか

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   先日、「幼稚園に通い始めて100日目!」というお祝いプロジェクトが、次女の学年でありました。その一環として、「100個の小物をポスターに張って提出する」という課題が、算数の宿題の一つとして出されました。同じものを10個、それぞれ10セットずつ張るのです。例えばヘアクリップ10個にボタン10個......といった具合です。同じようなプロジェクトは、長女が小学1年生の時もありました。

   「100日プロジェクト」の宿題を喜んでこなしていた次女は、小さいころから大柄でよく食べるせいか、体が丈夫で風邪をあまりひきませんでした。しかし耳が弱いのか、熱を出すとすぐに耳に細菌が入り高熱を出す子でした。

  • カプセルをつぶして出るにんにくオイルのエキスを使いました(写真1)
    カプセルをつぶして出るにんにくオイルのエキスを使いました(写真1)
  • これは子ども用ですが、おとな用もあります(写真2)
    これは子ども用ですが、おとな用もあります(写真2)
  • ふたに付いているスポイトでオイルを吸って使います(写真3)
    ふたに付いているスポイトでオイルを吸って使います(写真3)
  • カプセルをつぶして出るにんにくオイルのエキスを使いました(写真1)
  • これは子ども用ですが、おとな用もあります(写真2)
  • ふたに付いているスポイトでオイルを吸って使います(写真3)

耳に菌が入って高熱、でも抗生物質は多用したくない

   熱を出すたびに耳をすぐに触るので、「耳に菌が入ったかなあ」と思っていると、その夜には高熱を出す、というパターンです。こうなってしまうとすぐに医者に診察を受けて抗生物質を処方してもらい、飲ませない限り熱は下がりませんし、菌も取り除けません。ですが、何度も抗生物質をとると大事なときに効かなくなるんじゃないか、結果、より強力な抗生物質を飲まざるをえなくなるのではないか、という不安もあるわけです。

   実際、米国では最近、以前より抗生物質を処方しない傾向にあるそうです。抗生物質をとることで良性のバクテリアまで殺してしまう、また抗生物質への耐性が強いバクテリアが発生してしまうからだそうです。わが子の主治医の場合も抗生物質処方の前に「とるべき方法」を提案してくれ、「それでもだめなら薬を処方します」と言うことが増えました。

   なんとかして、娘の耳に菌が入るのを避けられないか――。そんな私にプリスクールのママが、「温めたにんにくオイルを耳にたらす」という方法を教えてくれました。彼女も二人の娘を持つお母さんなのですが、わが家のように下の子はしょっちゅう熱を出しては耳に菌が入り、高熱を出して抗生物質を処方してもらうというパターンだそうです。彼女も私のように「抗生物質の多用は避けたい」と思っていたところ、友だちにこの方法を教えてもらったと聞きました。

   ちなみにこの方法、できるだけ薬を使わずに病気に対処することを好む人たちにはよく知られた方法のようで、「シアーズ博士のベビーブック」などで知られる米国の著名な小児科医、ウイリアム・シアーズ博士も、「耳に細菌が入り、痛みをうったえたとき」の処置法のひとつとして推奨しています。

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