NMB48の山本彩(さやか)さん(22)が2016年2月2日、東京・新宿の書店で第3弾の写真集「みんなの山本彩」(ヨシモトブックス)の発売記念イベントを開いた。
山本さんは、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」で、センターポジションを務め、全国的な知名度が上昇している。前日の2月1日には地元・大阪市内で同じイベントを開いたが、東京ではそれを大幅に上回る報道陣が取材に駆けつけ、足の踏み場もないほどで、山本さんも「びっくりぽん!」と驚いていた。
初めは「AKBが主題歌ってどうなんやろう」の声
「センターにめっちゃ立ちたいと思っていましたし、ファンの方の支え、応援あっての待ち望んだセンターだった。しかもそれが朝ドラのセンターということで、人生にとっての財産と言っても過言ではない」
山本さんは、イベントに先だって行われた囲み取材で、自らのポジションの意味について、こう強調した。この楽曲を通じて、朝ドラ・AKB双方にとって裾野の広がりを実感しているようだ。
「ファンの方は若い方が多く、今回の主題歌をきっかけに初めて朝ドラを見たと言ってくださる方も多いし、逆に朝ドラのファンの方で、『初めはAKBが主題歌ってどうなんやろう、って思ってたけど、ドラマにもすごく合っているし、毎朝この曲を聴いて元気がもらえます』という声がたくさんで、老若男女問わず大きいので、本当にうれしい」