「離婚裁判では、プライバシー侵害より不倫の方が重い」
根拠は出ていないものの、仮に、川谷絵音さんの妻がLINE画像を流したとすれば法律的にはどうなのか。
ネット上の問題に詳しい清水陽平弁護士は、不正アクセスの可能性については次のように話す。
「見方によっては、不正アクセスになることもあります。パスワードでログインして、電気通信回線で画面を見たとみなされればそうです。しかし、ログインせずに画面を見ただけでは、違法にならない可能性があります。不正アクセスは、証拠を示すのが難しく、LINEでの立件は聞いたことがありません。そもそも、立件されれば、LINEの内容が本当だったことが分かりますから、ベッキーさんも川谷さんも望まない可能性が高いと思います」
また、プライバシー侵害については、こう言う。
「川谷さんの奥さんがLINE画面を見れば侵害となり、流出させればより重くなるでしょう。しかし、夫婦間のことですので、その程度は大きくないと考えられます」
今後は、川谷さんと妻の間で離婚調停になってもおかしくないが、清水弁護士は、「LINEやメールの写真は、離婚裁判ではよく出てくる証拠物件です。そこでは、不倫問題が重くみられますので、たとえLINE画面を流したとしても、川谷さんの奥さんにはそれほど大きな不利益にはならないと思います」と言っている。