「香川県に勝とうなんて恐れ多いこと」
こうした中で、埼玉県入間市在住の会社員らが「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」を組織。現在、県内のうどんをPRする活動の一環として「東京大学うどん部」と食べ歩きながら、フェイスブックに魅力的なうどん店を紹介している。
2016年2月13日には、入間市の農村環境改善センターで、東京大学うどん部の学生6人を招いて「入間流のうどん打ち」を伝授するイベントを開く予定。「埼玉を日本一の『うどん県』に!」と、熱を込める。
彼らのこうした活動に、インターネットでは、
「うどん用小麦粉使用量、香川県民は一人あたり約60キログラム、埼玉県民は3.6キログラム。香川県超えはムリなんじゃないかな・・・」
「うどんばかり食べてると香川県民になるぞwww」
「埼玉県民だけど、香川県に勝とうなんて恐れ多いことたぶん人口の1%も考えてないと思う」
「香川県民は埼玉県民の14倍うどん食ってるわけで、相手にならない計算www」
などと、香川県には敵わないとの声が少なくない。
香川県民だろうか、
「そんな甘くねえんだよ。香川県民のうどん好きをなめんじゃねーぞ!!!」
といった声もあった。
また、
「香川県民どれだけうどん好きなの... あたまおかしいwww」
「香川県民1日1食はうどんって、食い過ぎじゃね。うどんがないと死んじゃうんか?」
と、かえって「うどん県 香川」の実力を浮かび上がらせてしまったようでもある。
たしかにデータのうえでは、埼玉県は第2位ではあるものの、トップの香川県との差は小さくない。
埼玉県は「(地域ごとのPR活動など)さまざまな取り組みがあることは承知していますが、今のところ、県をあげて取り組んでいこうという機運にはありません」と、盛り上がりはいま一歩のよう。ただ、県内はそば屋よりうどん店のほうが多いですし、多くの県民がうどんを好んで食べていることはわかっています」と話している。