米マクドナルドが、日本マクドナルドホールディングス(HD)の株式の一部売却を検討していることを、2016年1月25日に正式に発表した。同日開いた2015年10~12月期の決算会見で、ケビン・オザン最高財務責任者(CFO)が「日本事業の再建を支援してくれる戦略的な投資家を探しているところだ」と語った。
米マクドナルドは、日本に進出した1971年以来、日本マクドナルド株のほぼ半分を保有してきた。中国で起こった期限切れ鶏肉事件以降、日本事業は苦戦が続いており、外部の資本とノウハウを取り込むことで事業の再建を急ぐ。