インターネットで見つけた地図をそのまま使用してしまった
フジテレビといえば、先日もドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の病院のシーンに「放射能科」という診察室が出てきて騒動になったばかり。「放射線科」の間違いなのだろうが、このドラマのスタッフは以前にドラマ「最高の離婚」で使われた名刺に「津波ラッキー」と読める「tsunami-lucky」の文字を書いた人物と同一ではないかとして騒ぎが大きくなった。そのほかにもフジテレビは、広島原爆の日の翌日に「LITTLE BOY(原爆)」と書かれたTシャツをドラマで映したり、「JAP 18」という文字を架空の週刊誌の表紙に書いたりして騒ぎになったこともあるだけに、今回の「日本地図」についてもいろいろ憶測が飛んでいる。
どうしてこんな日本地図を作製し放送したのか。フジテレビに取材したところ、
「スタジオ収録のために仮に編集したVTRで、インターネットで検索して見つけた地図をそのまま使用してしまいました。本来は本編集の際に差し替える予定でしたが、情報共有が不十分で本編集で修正することなく放送にいたってしまいました。今後はこのようなことのないよう、チェック体制を強化して再発防止に努めてまいります」
という回答が返ってきた。番組ホームページには現在、
「確認不足により、不適切な日本地図を引用してしまいました。お詫び申し上げます」
という謝罪文が掲載されている。