30代では3分の2が佐喜真氏に投票 若年層に「辺野古容認」広がる?

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高校生は普天間移設先について「わからない」36.0%

   1年ほど前に高校生を対象に行われた調査でも、同様の傾向が出ている。沖縄歴史教育研究会と沖縄県高教組が15年1月から3月にかけて県内の高校60校を対象に行った調査では、「普天間基地の移設場所について、どう思いますか」という問いに対して「わからない」が最も多く36.0%で、「国外・県外移設」34.6%、「普天間そのまま」20.7%、「辺野古移設」8.8%と続いた。

   前回10年の調査では、「国外・県外移設」46.8%、「わからない」32.7%、「普天間そのまま」14.8%、「辺野古・勝連沖」5.7%だった。この5年間で「国外・県外移設」が大幅に減少し、その分「辺野古」「普天間そのまま」容認や、無関心な人が増えていることがうかがえる。

   普天間の辺野古移設問題は、16年6月の県議選、夏の参院選でも大きな争点になることは確実だ。特に参院選からは選挙権年齢が18歳に引き下げられることになっている。こういった「若い声」が移設問題にどう影響するかにも注目が集まりそうだ。

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