日本たばこ産業(JT)は、主力商品の「メビウス」シリーズ35銘柄を2016年4月1日から10円値上げして、440円とする定価改定の認可を財務大臣に申請した。1月22日に発表した。品質向上のための投資増加分などを価格に転嫁するとしている。
また、メビウスのほか、「わかば」を30円引き上げて290円とするなど、「ゴールデンバット」「エコー」などの「旧3級品」6銘柄も30~50円上げる定価改定の認可を申請した。
「メビウス」は、国内シェアで最大の3割程度を占める。値上げは消費税率が8%に上がった2014年4月以来、2年ぶり。