ユニクロ販売、なぜか突然の「失速」 相次ぐ値上げと「客離れ」の因果関係

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ネットでは「安いことが売りだったのに......」

   ファーストリテイリング全体としても、第1四半期(9~11月期)の売上収益は5203 億円で前年同期比8.5%増えたものの、営業利益は759 億円で16.9%減と減益だった。

   足を引っ張ったのは、ユニクロの国内事業が大幅な減収減益になったこと。その要因として浮上しているのが、円安に伴う原価コストや人件費の上昇などを理由に実施した2年連続の値上げだ。14年秋冬の新商品を5%前後、15年秋冬は平均で10%程度値上げしたことで、割高感が強まったとみられている。

   インターネットには、

「なんだか中途半端な値段になっちゃったね」
「ユニクロのものは一通り買ってあるし、今の段階で買うあれこれ必要性がない。買った服が耐用期間過ぎたらまた売れ出すんじゃないかね」
「安いことが売りだったのに、安くなくなったら終わりだろ」
「ユニクロって、『そこそこ品質がよく、低価格』がよかったのに・・・」
「イメージ戦略でよく見せても、客の目はごまかせない!」

といった声が寄せられている。

   ただ、ファーストリテイリングは、「9、10月の客数は戻ってきていましたし、(値上げの)影響はないとみています」と話す。

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