「片足立ち」ができないと、脳卒中になりやすいってホント?

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片足立ち左右1分でウォーキング約50分相当の筋トレ

   田原准教授は「片足立ちテストは、一見健康そうな人であっても、早期の脳梗塞や認知機能の低下を簡単に発見できる方法です。バランスがうまく取れない人は注意してください」と語っている。

   ちなみに「片足立ち」は、最近、問題になっている「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群・略称『ロコモ』)対策としても推奨されている。「ロコモ」とは老化により筋肉や関節が衰えて、立ったり歩いたりできなくなり、要介護状態の一歩手前になることだ。

   その防止のために、自宅で片足立ちの練習を繰り返すと、左右1分行うだけでも約50分のウォーキングに相当する下半身の筋トレになる。認知症予防にも最適の運動だ。

   厚生労働省のデータ(2006年)によると、75歳以上で20秒以上の片足立ちができる人は男性で38.9%、女性で21.2%だった。若い世代でも、片足立ちは通勤途中や仕事の合間の格好の運動になり、メタボ対策としてもオススメだ。ぜひ、ためしてはいかが。

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