電気マッサージ器でけが、相談相次ぐ 国民生活センターが注意呼びかけ

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   国民生活センターは2016年1月21日、家庭用の電気マッサージ器の使用中に骨折などのけがをしたとの相談が相次いでいるとして、使い方に注意するよう呼びかけた。

   同センターによると、2010年4月から15年12月までの約5年半に、家庭用の電気マッサージ器を使いケガをしたという相談が253件寄せられた。相談者の約7割が女性で、年代では60歳以上が約6割を占めた。

   1か月以上の治療が必要と診断された事例は38件あり、うち神経・脊髄の損傷が10件、足首や腰、肩などの骨折が6件、擦り傷・打撲が5件だった。家電量販店や宿泊施設で体験中にけがをする例もあったという。

   同センターは、「使用前に販売店や医師に確認してほしい」「使用する際には『弱』のモードから始めて欲しい」などと消費者に呼びかけている。

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