「配偶者より長生きしたいかどうか」という調査の結果、夫は「妻より早く逝きたい」と考える人が多いのに、妻は「夫より長生きしたい」と考える人が多いことがわかった。やはり、女性はドライなのだろうか、それとも夫思いの気持ちから?
医師・病院検索サイト「ドクター・オウチーノ」が、20~59歳の男女863人を対象に「寿命に関する実態調査」を行い、2015年12月24日に発表した。
男女とも半数近くが「同じタイミングで寿命を迎えたい」
それによると、「配偶者よりも長生きしたいと思いますか」という問いには、男性の48.3%、女性の48.2%が「相手と同じタイミングで寿命を迎えたい」と答えた。男女とも半数が「一緒に旅立ちたい」と願っているわけだ。
しかし、「配偶者より早く寿命を迎えたい」と答えたのは、男性37.3%、女性23.7%と男性の方が多い。一方、「配偶者より長生きしたい」と答えたのは、男性14.4%で、女性は2倍の28.1%だった。夫の多くは「妻より先に逝きたい」と願うが、逆に妻は「夫より長く生きたい」と望む人が多いことがはっきりした。