「太目は長生き」か「肥満は早死に」か 130万人「大調査」で真相を究明

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若いころからの運動は、うつやアルコール依存症にも効く

   以上の結果から、ウメオ大学のガブリエル・ホグストロム教授は「『肥満でも健康なら良い』という考え方が間違いであることが示されました。早死にするリスクを下げるためには、青年期から標準体重を維持することが重要です」と語っている。

   しかし、3点目の結果は意外だったようで、同教授は「早死にする大きな原因に自殺や事故死がありますが、有酸素運動はうつ病やアルコール依存症などの心の病の改善にも大事だとわかりました。逆にいえば、青年期に飲酒量が多かったから、徴兵検査当時の有酸素運動能力が低かったこともあるかもしれません」と語っている。

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