松本人志「中居に謝罪助言」報道に「訴訟」も 何が彼をそこまで激怒させたのか

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「本人が判断する問題ですので、現時点では何ともいえません」

   本人が「久々」と言うように、松本さんは過去にも週刊誌の「デマ」報道に訴訟を起こしたことがある。写真週刊誌「フラッシュ」の記事に対し「事実ではなく、名誉を傷つけられた」として、発行元の光文社へ損害賠償を請求したのだ。

   だが、結果は敗訴。出版社も該当の記事は嘘であると認め、裁判官もそのことを承知していたにも関わらず、「原告(松本さん)の社会的評価を低下させると認めることができない」として、訴えが棄却されたという。こうした経験から、松本さんは14年に出演したテレビ番組で「(週刊誌の報道は)訴えてもしゃあない」「時間の無駄」などと語っていた。

   だが、今回は見過ごすことができなかった。一体、なぜなのだろうか。

   松本さんは1月17日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演した際、中居さんに会って「絶対に解散してはいけない」と忠告したことを明かし、「人のことやのに泣きそうになってきてた」と語った。だが、この場で「木村さんに謝るよう勧めた」という趣旨の発言は一切なかった。

   2000年にドラマ「伝説の教師」(日本テレビ系)で共演して以来、2人はプライベートでも親交が深い。中居さんの父親が亡くなる直前に、松本さんが見舞いに行ったというエピソードもあるほどだ。それだけに、友人への助言が「意図的に歪められた」今回の報道に、松本さんは我慢できなかったのかもしれない。

   松本さんが所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーの広報部は、21日のJ-CASTニュースの取材に対し、「(松本さんは)他人にあれこれと指図するような性格ではないので、今回の報道に怒ったのも分かる気がします」と語る。ただ、訴訟を起こす可能性については「本人が判断する問題ですので、現時点では何ともいえません」と答えた。

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