全国のコンビニエンスストアの2015年の売上高が、新規出店を含めた全店ベースで初めて10兆円を超えた。日本フランチャイズチェーン協会が2016年1月20日に発表した。前年比4.7%増の10兆1927億円となった。セブン‐イレブンやローソン、ファミリーマートの「3強」が積極的に出店を進めたことで市場が拡大した。
既存店ベースの売上高(速報値)は前年比0.9%増の9兆2974億円で、4年ぶりのプラス。14年4月の消費増税で落ち込んだ反動もあって、販売が回復した。
既存店ベースの客数は154億人と0.2%増加。年間平均の客単価も0.7%増の601円となった。レジ横にある、淹れ立てコーヒーなどの販売が引き続き好調だった。