「バズフィード」日本版の稼ぎ方がユニーク ページビューでなく、「バズる広告記事」で勝負

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

ページ分割なしでストレスなく長文記事読めるのが売り

   具体的には、写真や文字の配置が細かく簡単にできるほか、クイズコンテンツを作成する際の機能がすでに実装されている点が有利だと説明。こういった技術面はデザインにも生かされており、記者側、読者側の双方からストレスが少ない仕組みになっていることを強調した。

「8000字もの(福島第1原発の)ルポを1度のページ分割もなく、スマートフォンで1度もクリックすることなく、ひたすらページをスクロールしていくだけで、8000字の長行のルポが読める。そういったつくりをしているサイトは、今は日本、世界にもほとんどない。しかも、そこにはひとつの広告も入っていない」

   古田氏が「広告が入っていない」と強調するように、ニュースサイトで一般的なバナー広告は設置しない方針。従来のニュースサイトと比べて、指標としてのページビュー(PV)の優先順位も下がる。

「我々の成功の指標はPVだけではない。そもそもバナー広告がないので、『1クリックいくら』というビジネスをしているわけでもない。私たちが目指さないといけないのは、どれだけ人々に影響を与えられるメディアになるか」
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