ファミリーマートは2016年1月20日、外貨両替のトラベレックスジャパン（東京都港区）、日本通運と提携し、2月1日から東京都内の店舗に自動外貨両替機を設置すると発表した。コンビニエンスストアへの外貨両替機導入は珍しい。
同日設置されるのは浅草雷門前店（同台東区）、新宿靖国通り店（同新宿区）、ヴィーナスフォート店（同江東区）、原宿竹下通り店（同渋谷区）の4店舗で、順次全国へ広げる。
両替機は、トラベレックスジャパンの展開するものを導入。米ドルやユーロ、中国元、韓国ウォン、イギリスポンド、シンガポールドル、タイバーツ、フィリピンペソ、マレーシアリンギットなど13種類の外貨に対応し、英語、中国語、韓国語、日本語の4か国語でガイダンスを表示する。1回10万円までなら、外貨から日本円への両替が、年中無休で24時間外貨を可能となる。日本円から外貨への両替はできない。
ファミリーマート広報は「2020年東京五輪に向け、訪日外国人を抱え込むためです」と話している。