「ホーキング、宇宙を語る」などの著作で知られるスティーヴン・ホーキング博士(74)が、英ラジオ番組で「21世紀は人類にとって最も危険な世紀になる」と警告したニュースが話題になっている。英ガーディアン紙が2016年1月19日(現地時間)に報じた。
ホーキング博士によると、現代の人類は核兵器や遺伝子操作されたウイルスを使った「人為的大災害」の危機に直面しているという。その上で博士は、「科学技術の進歩は止められないため、我々は脅威を認識し管理下に置かなければならない」と警告した。
また、ロシアの通信社「スプートニク」日本語版は16年1月20日、ガーディアン紙が取り上げた「宇宙に人間が住むためのコロニー(入植地)を建設するには、少なくとも100年以上は必要だ」という博士の発言を受け、「(ホーキング博士が)人類は早急に地球から去った方がいいと助言」したと報じている。