長野県軽井沢町で起きたスキーバス転落事故で、意識不明の重体だった乗客1人が2016年1月18日夜に死亡し、事故による死者が15人になった。各紙が報じている。
死亡したのは、法政大学4年生の21歳男性。教育評論家の尾木直樹さん(69)が指導するゼミに所属していた。尾木さんが担当するゼミの学生は10人が事故に巻き込まれており、うち4人が死亡している。
尾木さんは19日未明に更新したブログで、「生死の境を頑張り続けていた四年生の男子学生、ついに力つきました...天国に召されました...」と報告し、「ご遺族の御無念ご心痛想像を絶しています...」とつづった。尾木さん自身も相当な心痛を受けているようで、「つらく悲しく、長い長い...夜になりそうです...」と胸中を吐露している。