メリー副社長らと良好な関係を保てるのかは未知数
もしSMAPの解散が回避されたとしても、今まで通りの活動ができるのかも不安視されている。
各紙によると、SMAPを一貫して育ててきた女性マネージャーが1月末にも退社し、5人は有力な後ろ盾を失ってしまう。グループは存続しても、5人がメリー副社長らと良好な関係を保てるのかも未知数だ。
ジャニーズの事情に詳しい芸能関係者は、次のように話す。
「ファンのことを考えると、SMAP結成から25周年の今年にあって、この時点で存続を打ち出すことは落としどころだったのでしょう。SMAPのドームツアーがキャンセルされたとすれば、何か別の感謝イベントをやると思いますが、それが終わった後の5人はつらいものがあるでしょう。今まで通りにはいかなくなるのは、間違いないはずですからね」
たとえ、5人がほかの大手芸能プロダクションに移籍したとしても、テレビ局がジャニーズ事務所の意向を汲んで使わなくなる恐れが大きいという。結局のところ、5人は干される恐れがあっても、ジャニーズに残る選択しかなかったのかもしれない。
今回は、メリー副社長が「次期社長」の娘と対立する女性マネージャーの首を切った形になったとされている。とはいえ、そうすることは長期的に見れば、ジャニーズにとってマイナスになりかねないという。前出の関係者は、「嵐が成功したのも、SMAPの前例があったからですよ。しばらくは安泰かもしれませんが、いずれ騒ぎのツケが出てくるかもしれませんね」と言っている。