「市長はクレーム入れるべき」
ただ、こうした過激な意見の背景には、鈴木さん自身が震災後に実施してきた復興活動のなかで、地元の人間から排他的な反応を受けてトラブルになった経験があったためだと説明している。最終的には、今回の放送を「今後市民として、どういった行動が適切なのかを考察する機会」と捉えるべきだと提言している。
この投稿に対してネット上には、
「カメラマンとかスタッフ数人もズカズカ家に上がりこませて しかも撮影までされてテレビで好き勝手に放送されることを許諾する一般家庭がそこかしこに居るわけねーだろ」
「30組の家庭に善意を強制して、断られたら『郡山は日本でも類稀なる冷たい市』って怒っちゃうの?郡山市民に対して、それはあまりにも冷たいんじゃないの?」
「これは郡山市民怒っていい。市長はクレーム入れるべき。なんの根拠もない。意味の無いヒッチハイクで善意に頼って番組作ってるのがそもそもねぇ...」
など批判的な書き込みが相次いで寄せられ、いわゆる「炎上」状態となってしまった。
そもそも、アメリカの多くの州などでは、犯罪に繋がる危険性が高いとして「ヒッチハイク」を法律で禁止している。また、国内でも解禁の動きがある「民泊」に関しても、その「危険性」を指摘する声も出ている。ネット上には、こうした背景を軽視した番組制作側の姿勢を非難する意見も少なくない。