ソフトバンクのスマホ「低料金プラン」のお得度 「ほとんど使わない人向け」の声も

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ヘビーユーザー向けプランが主戦場

   NTTドコモとKDDI(au)もこれから新プランを発表するとみられるが、「3社とも政府要請があったがための対応に過ぎず、残る2社からも驚くような低料金プランが登場するとは思えない」(同)という見方が一般的。

   逆に、各社はヘビーユーザー向けが「主戦場」と位置付ける。KDDIは1月12日、定額の通信サービスで利用できるデータ量の契約を5ギガバイトにすれば、25歳になるまで毎月さらに5ギガバイト多く使えるという、学生に的を絞った新プランを発表した。田中孝司社長は「10代、20代は(値引きより)データ容量をもっと欲しがっている」と強調。若年層の6~7割は月に8ギガバイト(音楽換算約2000曲、動画約36時間分)以上の通信容量を求めているからという。

   ソフトバンクは12日午前に25歳以下向けプランを発表し、データ量を3年間、月間3ギガバイト増やすなどの特典が選べるとしていたが、KDDIの発表を受け、同日中に特典の内容を月間6ギガバイトに倍増した。また、NTTドコモも14日、25歳以下を対象に基本使用料は月500円割引き、データ通信容量は月1ギガバイト増量していたのを、期間限定で割引額を1300円、データの増量を6ギガバイトにすると発表した。

   今後の熾烈な戦いを予感させる動きではある。

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