短気でイライラしがちな人ほど癖が出やすい
大人になっても爪かみを続けている人について、「ハフィントンポスト」(日本語版)の2015年3月20日付記事が興味深い研究結果を紹介している。
カナダ・モントリオール大学精神科のキーロン・オコナー博士の研究チームは、普段、短気でイライラしがちな人ほど、肌を引っかいたり爪をかんだり、まつ毛を抜いたりといった行為を繰り返しがちだと指摘。その根本の原因が、性格的に「完璧主義」な点にあるのではないかと考えているという。実験から、爪かみのような癖を持つ人はフラストレーションやストレスを感じる場面で、そうした行為がより多く見られたそうだ。
研究グループによると、時々爪をかむ程度なら心配する必要はないが、あまりにひどい場合は精神科の治療を受けた方がよいとしている。