ジャニーズ事務所は黙っていない
ただし、これはあくまで著作権法上の話。法律上は問題なくても、レコード会社等と交わした契約に引っかかる可能性がある。
SMAPが契約レコード会社であるビクターエンタテインメントとどういった契約を交わしているかはわからないが、もし仮に、契約終了後の実演に制限があるとすれば、それに従わなくてはならない。
もっとも、そもそもの話として、独立メンバーにSMAP時代の曲を歌わせるようなことがあれば、芸能界の一大勢力であるジャニーズ事務所は黙っていないだろう。
テレビ局やイベントプロモーターが敢えて楽曲披露を企画するとは考えにくく、このまま分裂・解散となってしまった場合は、独立した4人が数々のヒット曲を披露する機会はほぼ失われると考えたほうがいいのかもしれない。
そうした心配もあり、ファンの間では、なんとか解散を阻止しようとする動きが盛り上がりを見せている。ネット上では「SMAP STAY! どうか届きますように...」と題した署名運動や、ヒット曲「世界に一つだけの花」のシングル購買運動が展開中だ。
ツイッター上では「SMAPは終わらせない」というハッシュタグとともに、熱いメッセージがいくつも寄せられ続けている。