アナフィラキシー・ショックで意識失うケースも
特に20~30代の女性は、精液に触れた直後や1時間以内に症状が表れる重症者が多いという。その症状とは、膣周辺に出る赤みや腫れ、痛み、かゆみ、灼熱感などだ。ウルシのように精液に触れた部分がかぶれたり、花粉症のようにクシャミが止まらなくなったりする。重くなると、アナフィラキシー・ショックで意識を失う場合がある。J-CASTヘルスケアでも報じたが、2015年12月の叶美香が緊急入院したケースがそれだ。(『叶美香を襲ったアナフィラキシー・ショック 原因は咳止めシロップ、危険はすぐそこに』)。
アナフィラキシー・ショックを防ぐには、「エピペン」と呼ばれる自己注射薬を携帯していなくてはならない。セックスをするのも命がけだ。