中国紙「SMAPは『70後』『80後』の青春の思い出に加わることだろう」
SMAPは2011年には中国でコンサートを開いている。上海の朝刊紙、新聞晨報は
「デビュー時のSMAPは最年長が15歳で最年少が11歳だった。25年をともに過ごしたが、解散の宿命からは逃れることができなかった。SMAPは『70後』『80後』の青春の思い出に加わることだろう」
と論じた。『70後』『80後』は、70~80年代生まれの世代を指す。一人っ子政策や改革開放政策が始まった頃だ。
英BBCは、解散の「噂が広がっている」と抑制的な表現だが、「芸能事務所の政治」にも踏み込んで事実関係を報じている。BBCも同様に、SMAPが幅広い世代から支持されてきたことを指摘した。
「アジアやそれ以外での人気という点では、今となってはK-POPがJ-POPを大きく上回っているが、SMAPなどが最初にアジアでブレイクした男性アイドルグループだと考えられている。SMAPは30年以上にわたって芸能界でファン層を開拓してきた。このアイドルグループとともに成長してきた30代やそれ以下の世代は、解散のニュースにショックを受けることだろう」