おおさか維新の会の下地幹郎・国会議員団政調会長は2016年1月12日の衆院予算委員会で、質問時間の配分をめぐり、「質問時間をはく奪された。本当に許せない行為」などと民主党を激しく非難した。政府・与党を相手に行う国会質問で、野党議員が別の野党を非難するのは異例。
おおさか維新の会の質問時間をめぐっては、民主党が「おおさか維新の会は野党ではない」などとして、「おおさか」の時間を、野党から配分することに難色を示したという経緯がある。下地氏は「民主党がやっていることは憲法違反」と怒りが収まらない様子だった。
安倍晋三首相は
「おおさか維新の会が与党でないのは確か。野党の皆さんが公平に分配すればいいだけの話」
と応じた。