拉致被害者、北に帰さない判断は誰がしたのか 安倍首相と蓮池透氏、ウソつきはどっちだ

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「私の言っていることが違っていたら、国会議員を辞めますよ!」

   さらに、こういった議論は北朝鮮側の「国論を2分しようという策謀」だとして、緒方氏を「あなたがこういう質問をすること自体が本当に残念」と非難した。

   それでも緒方氏は、

「蓮池透さんはウソを言っているということでいいのか」

と念を押すと、安倍氏は、

「私が申し上げていることが真実だということは、バッジをかけて申し上げる。私の言っていることが違っていたら、私は辞めますよ、国会議員を辞めますよ!それははっきりと申し上げておきたい」

とまで述べた。

   1月12日夜には、安倍氏はフェイスブックで「延長戦」を展開した。緒方氏が質問する写真つきで、質問について「『残念だ』『呆れた』との声が私のFBにも多数届けられました」と振り返り、

「北朝鮮は常に日本の国論の分裂を計って来ました。大切な事は『拉致被害者を帰せ』と声を一つにする事です。家族会の皆さんの思いも同じでしょう」

と改めて主張した。この書き込みには、福岡市の高島宗一郎市長ら1万9000人近くが「いいね!」を押した。

   緒方氏の「ネタ元」の透氏はツイッターで反論した。委員会のやり取りを報じる産経新聞の記事へのリンクを貼りながら、「私は決して嘘は書いていません」と主張。安倍氏が緒方氏を非難したことを伝えている記事についても、

「どっちもどっち。もっと建設的な議論をすべき!」

と書き込んだ。

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