正月休暇中はごちそうの誘惑に連戦連敗 体重「激増」なのにその自信はどこから?

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   2016年の仕事初めから1週間。おとそ気分もすっかり抜けて忙しい日常が戻ってきたが、ダイエット奮闘中の木村清志さん(仮名、以下キヨシさん)はなぜか上機嫌で現れた。

   これは、年末年始も節制する日々を送って心身ともにリフレッシュできたに違いない――。編集部の期待は高まったが、話を聞くと事態はとんでもない方向に進んでいた。

数の子は「もはや主食」、尋常じゃない食欲が大爆発

   休暇に入る前、キヨシさんには3つのお願いをした。(1)大好物の数の子はほどほどに、(2)おせち料理や年越しそばは食べ方に工夫を、(3)できるだけ運動する、という内容だ。

   まずは食事に関する(1)と(2)は、どれほど守れたのだろうか。

キヨシさん「いやあ、それが、ハハハ...」
編集部「......(イヤな予感しかしない)」
キヨシさん「年末年始は、妻から『尋常じゃないくらい食べてたわよ』とあきれられました」

   年末、キヨシさんは一家そろって夫人の実家に帰省した。両親はごちそうに次ぐごちそうでおもてなし。すき焼きにもつ鍋、手巻き寿司、唐揚げ――。久々にビールを飲み、団らんを楽しんだ。

   元日にはおせち料理が登場。「塩分が多い数の子は1日2、3本に」という管理栄養士からの助言は、頭からすっかり消えていた。「もはや主食、というぐらい朝、昼、晩と毎食おいしく食べました」と告白した。塩分過剰は体への負担も大きいだけに、心配だ。

   お正月の「のんびり生活」も、食欲に拍車をかけた。家にいるときはテレビを見ている時間が長く、口寂しさからつい何かを食べていたという。何気なくチョコレートを1つ、また1つと口に入れていて、気づいたら山盛りだったはずが半分なくなっていたのには「自分でも驚きました」と告白した。

キヨシさん「とにかく、いつ何を食べたか記憶があいまいなぐらい食べてしまいました」
さすがに「やっちまった感」があるか(写真はイメージ、キヨシさんではありません)
さすがに「やっちまった感」があるか(写真はイメージ、キヨシさんではありません)
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