東京株式市場は連休明けの2016年1月12日、日経平均株価が前営業日(1月8日)と比べて479円00銭安の1万7218円96銭で引けた。年明けから6日続落で、2015年9月29日以来、約3か月半ぶりの水準に下落。株安に歯止めがかからない。
11日の中国・上海総合指数の急落に嫌気がさして午前から売りが先行。原油相場の下落が続いていることで、世界的な景気の先行きに対する懸念が払拭できないこともある。さらに、為替相場が1ドル117円台の円高・ドル安水準になったことも株価下落に拍車をかけた。売りが売りを呼ぶ悪循環に陥り、午後も売りが止まらなかった。
自動車をはじめとする輸出関連株や、銀行株や情報通信株などが大きく値を下げ、株価は一時、前日比513円18銭の1万7184円78銭まで急落して、1万7000円割れ目前にまで迫った。
東証株価指数(TOPIX)も、45.37ポイント安の1401.95で終了。6日続落となった。