皮と葉っぱは捨てないで活用を
ダイコンの皮には、ビタミンCとビタミンPが豊富にある。その量は実の中の2倍以上なので、皮は捨てずに使いたい。ビタミンCは、皮膚の老化を防ぎ、シミ・ソバカスを防止して美肌効果があるばかりか、体の抵抗力をつけるのに欠かせない栄養素だ。ビタミンPは、ミカンなどの柑橘類の皮にも多く含まれているが、毛細血管を丈夫にする働きがあり、脳卒中を防いでくれる。
そこで、ミカンとダイコンの皮を細切りにした「ミカンとダイコンの3杯酢」が、オススメ料理だ。また、ダイコンの皮を厚めにむいて拍子木切りにし、ハチミツと一緒に瓶につける「ダイコンハチミツ」が、のどの痛みや風邪、飲み過ぎの時に効果があるので、ためしてはいかが。
葉も捨てないで活用したい。葉の部分には、ベータカロテン、カリウム、カルシウム、ビタミンCが多い。みそ汁の具にしたり、甘辛く煮てふりかけにしたりして味わうとおいしい。