同じ不倫スキャンダルでも「矢口真里とは違う」
ただし肥留間氏は、今回の騒動がベッキーさんにとって致命的だったとは考えていない。
「スキャンダルを経て大物になった芸能人はいくらでもいますから。こういうものを乗り越えたタレントは強い」
同じ不倫スキャンダルでは、元モーニング娘。の矢口真里さんの例が記憶に新しい。報道後、矢口さんは「体調不良」を理由にレギュラー番組を次々降板、最終的には無期限活動休止の道を選んだ。
だが肥留間氏は「そもそも、矢口さんと彼女とではタレントとしての影響力が全く違う」として、
「ベッキーさんはもともとタレントとしてNo.1クラスの人。彼女の中に本当に才能があれば、うまく路線変更して、逆にチャンスに変えられるでしょう。今まで順風満帆だったからこそ、これが試金石になる」
と指摘する。なお、ベッキーさんはCM以外にもバラエティー番組で10本のレギュラーを抱えているが、肥留間氏は、今後のバラエティーへの影響はCMに比べてごく小さいものとみている。
「お付き合いということはなく、友人関係であることは間違いありません」――。6日夜の会見では目に涙を浮かべながら、不倫報道を真っ向から否定したベッキーさん。ツイッターやブログは1月1日の更新を最後に止まったままだ。9日には、レギュラー司会を務める生放送番組「にじいろジーン」(フジテレビ系)に予定どおり出演するとされており、会見後初の発言に注目が集まる。