キユーピー、マヨネーズの賞味期限 2か月延長して1年に

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   キユーピーは、主力のマヨネーズ製品の賞味期間を、現在の10か月から1年に延長すると、2016年1月6日に発表した。対象は「キユーピー マヨネーズ」の内容量50~450グラム入りの5商品と、「キユーピーハーフ」の全商品。マヨネーズは3月出荷分から、キユーピーハーフは1月22日出荷分から、「1年」になる。

   キユーピー マヨネーズの発売は1925(大正14)年。当時は瓶詰で、賞味期限は1年だったが、より手軽に使えるよう1958年から現在のようなポリエチレン製のボトル容器に変更。それにより、賞味期限は7か月に短くなってしまった。

   容器のポリエチレンがマヨネーズの品質を劣化させる原因となる酸素を通すためで、同社では研究を重ねた結果、酸素を減らす新製法を開発。今回導したところ、賞味期限を延ばしても風味や味が落ちないことを確認したという。

   賞味期限を延ばすことで、家庭での食品廃棄を減らすことにもつなげる。また、キユーピーにとっても、倉庫での保存が利くため、出荷までの在庫調整がしやすくなる。

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