竹島問題沈黙で、「親日」という見方も
もしメンバー3人が契約を終えれば、KARAとしての活動はなくなり、事実上解散するとされている。とはいえ、メンバー3人が電撃的に再契約する可能性もないとは言えず、状況はまだ流動的のようだ。
KARAに解散危機が持ち上がったことは、過去にもあった。
2011年に、スンヨンさん、ハラさん、ニコルさん、ジヨンさんの4人がDSPメディアに対し、「望まない活動を強要して、人格を冒涜した」として、専属契約の解除を申し出た。グループは一時分裂状態になったものの、結局申し出は撤回されて、KARAはその後も活動を続けてきた経緯がある。
それでも、今回は解散することになったとすれば、メンバーは、それぞれ独自の芸能活動をするとみられている。
グループを脱退したニコルさん、ジヨンさんは、それぞれ日本で歌手、女優をしており、解散後のメンバーの多くも日本で活動する模様だと一部で報じられた。
その背景には、日本に熱心なファンがいるほか、メンバーが竹島問題で沈黙を守るなどしたため韓国では親日とみられて活動がやりにくいことがあるのでは、とも指摘されている。とはいえ、日本でも依然、一部に「嫌韓」の空気が根強く残っていることもあり、彼女らが単独でどこまで活躍できるのかは未知数だ。