「100人乗っても大丈夫」イナバ物置CMの座り順 じつは代理店「売上競争」の反映だった!

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法被の色も売り上げ順だった

   じつは、テレビCMで100人が着ている「法被」の色も、3色と決まっている。色は毎年変わるが、直近(2015年制作)のCMでは、オレンジの法被を着ている人が売り上げの上位1~30位、青が31~60位、赤が61~99位。白いジャケットを着ている稲葉明社長を含め、「間違いなく100人います」という。

   そんな「イナバ物置」のCMに、インターネットでは、

「マジかよ。そこらへんの暇そうな人が乗ってるのかと思った」
「乗れない人もいるってこと... ひえぇぇ」
「ノルマ、なの・・・」
「そう言われると社長のとなり人がいくら稼いだのか、そっちのほうが気になるわ」
「物置に乗るときに減量しないといけないとかないの?」

など、ちょっと驚いたような声が寄せられている。

   ちなみにイナバ物置は、設計上は「大丈夫」だが、説明書には「屋根には必要な場合を除いて、乗らないでください」と注意書きがある。

   稲葉社長は番組の中で、「(自分が社長になったとき)こういう泥臭いCMはやめようと思った」ことも明かしているが、稲葉製作所は「これだけ浸透すると、やめようにもやめられませんよ」と話す。

   今度「100人乗っても大丈夫!」のテレビCMを見るときは、よく注意してみよう。

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