町内会って、そもそも入る必要あるのか 小栗旬・山田優夫妻「ご近所トラブル」で浮かんだこと

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   俳優の小栗旬さん(33)と山田優さん(31)夫妻の「ご近所トラブル」が週刊誌で報じられている。コトの真相はわからないが、夫妻が町内会に加入していないことに、会の役員が「残念」だと漏らしているというのだ。

   だが、加入はあくまで任意だ。入る必要性やメリットはどれほどあるのだろうか。この報道をきっかけに「町内会問題」を考えてみた。

  • 豪邸に住んでいるらしい小栗さん一家だが…(画像は2015年6月撮影)
    豪邸に住んでいるらしい小栗さん一家だが…(画像は2015年6月撮影)
  • 豪邸に住んでいるらしい小栗さん一家だが…(画像は2015年6月撮影)

ゴミステーション、防犯灯の維持管理、夏祭り...

   2016年1月4日発売の「週刊ポスト」によると、夫妻は都内にある約2億円のマンションで1歳の娘と暮らしている。そのすぐ近くには、小栗さんが2014年秋に建てた推定約2億円の一軒家がある。

   ある日、町内会役員から加入を案内された山田さんは、一軒家は仕事場であり、マンションが自宅だと主張した。その上で「町内会費はマンションの管理費に含まれているので、こちらでは払う必要がないと主人から聞いております」と話したという。

   しかし別の役員は、同マンションでは誰も町内会に入っていないし、管理費で町内会費を徴収していることもないと同誌に説明し、「困った時にご近所で助け合えるのに残念だなとは思います」とコメントしている。

   町内会(自治会)は、自分たちの町をより住みよい町にすべく、住民たちが自主的に集まって活動している組織だ。傍目からは具体的に何をしているのか分かりにくいが、地域にまつわるさまざまなことを行っている。

   活動内容は各組織で異なるものの、一般的には防犯パトロールや防災訓練、ゴミステーションの管理、美化活動、子供の見守り、敬老会、夏祭りなどが主な内容だ。防犯灯の維持管理を担っているケースも多い。

   行政だけではまかなえない地域の活動を、住民が結束して行うことには意義があるだろう。身の回りの問題解決、近隣住民との交流、地域情報の収集といったメリットもある。

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