「個性の尊重」より「基本的なしつけ」が重要?
実は、ネット上で議論を呼ぶこの投書は、15年10月31日に同紙へ掲載された投稿に対する反論だ。長崎県に住む40代の教員が寄せた10月の投稿は、「しつけとは我慢を教えること」というタイトル。茶髪など奇抜な頭髪した小学生が増えていることを引き合いに、「個性の尊重」よりも「基本的なしつけ」を重要視すべきだと主張する内容だった。
10月の投稿の掲載後、読者からは複数の反論が寄せられたようだ。12月30日の同紙面では、教師の「好みを押しつけてはいけない」のほかにも、賛否それぞれの投稿が紹介されている。
島根県の50代女性は、校則で髪型や服装を規制することについて「見た目で人を判断しないことを教える方が大切ではないでしょうか」と持論を述べている。