共産党の志位和夫委員長ら所属国会議員6人は2016年1月4日、欠席を続けてきた通常国会の開会式に党として初めて出席した。志位氏は開会式後の会見で、
「今回から出席という方針をとったことは、よかったと思う。日本国憲法の主権在民の原則と精神に立った、開会式の形式の民主的改革が必要だなという実感を強くした。今回も私たちは開会式に出席しつつ、民主的改革を求めていく」
と述べた。天皇陛下が玉座からお言葉を述べるという現行の形式は
「憲法の主権在民の原則に反しており、改革の必要がある」
とした。一方で、天皇陛下のお言葉の間、志位氏らは他党議員と同様に起立し頭を垂れた。この点については、
「人間として当たり前、自然な対応をした」
と説明した。