2016年1月1日未明にテレビ朝日で放送された「朝まで生テレビ! 元旦スペシャル」で、スタジオで観覧していた自民党の大森昭彦・東京都大田区議が「建築板金業」の肩書で発言していたとして、同局は1月4日、「視聴者に説明不足となり申し訳なく思う」などとするコメントを出した。
番組では、大森区議が司会の田原総一朗氏から経済政策について質問され、
「民主党政権のときよりはよくなったかな、と。そういう印象はある」
と自民党を支持する発言をしていた。
田原氏はツイッターに
「元旦の朝生で観覧席で発言した大田区の板金会社の経営者が自民党の区議とは知らなかった。知っていれば他党の区議も観覧席に呼ぶべきだった。その点はコミニュケーション不足だった」
と書き込み、放送で区議の肩書を伏せたのは不適切だったとの見方を示した。