GACKTの雄叫び「メンタルリセット」が大ウケ 今年の流行語大賞はこれで決まった!?

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   ミュージシャン・GACKTさんが年始の番組「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日系)で、「連勝記録」をストップさせた衝撃の余波かもしれない。番組内で本人が叫んだ言葉「メンタルリセット」が今、ネットを中心に流行の兆しを見せている。

   チームでの連勝がストップした直後の問題、ショックに心をかき乱されながらも正解を引き当てた時に思わず口から出た。

  • 「トレンド作りに行く」と気合い十分のGACKTさん(2015年9月撮影)
    「トレンド作りに行く」と気合い十分のGACKTさん(2015年9月撮影)
  • 「トレンド作りに行く」と気合い十分のGACKTさん(2015年9月撮影)

握りこぶしを振り上げ、「メンタルリセット!!!」

   2016年1月1日放送回で、GACKTさんはジャニーズの若手グループ「Kis-My-Ft2」(キスマイフットツー)の北山宏光さん、中山優馬さんとチームを組んだ。第3問まで順調に正解を重ねた3人だが、プロの吹奏楽団「東京吹奏楽団」と学生楽団の演奏を聞き分ける第4問で北山さんと中山さんが誤って学生楽団を選んでしまう。数年にわたる番組出演で近づいていたチームでの「40連勝」という大記録が、ついに幻のものとなった。

   メンタルリセットは、その直後、盆栽作家が作る1億円の盆栽と和菓子職人が作る食べもので出来たダミーの盆栽を見分ける第5問で飛び出した。2人に代わり担当となったGACKTさんは回答前、「さっきので(メンタル)やられているな」「(本物は)わかんないですよ」「ヤバい、ちくしょう」と珍しく弱音を吐いていたものの、持ち前の審美眼で見事1億円の盆栽を見抜くと、「メンタルリセット!!!」と絶叫。握りこぶしを大きく振り上げ、ガッツポーズを決めた。その喜びようは、座っていた椅子を後ろへ倒したほどだ。

   番組司会のダウンタウン・浜田雅功さんに「ちょっと悩んでなかった?」と聞かれたが、すがすがしい表情で「今のでリセットしました」「メンタル戻しましたから」と切り返した。失敗して沈んだ気持ちが、何かのきっかけで持ち直す。それをキャッチーに表現したメンタルリセットという言葉は、すぐさまツイッターのトレンドランキング入りした。

「そろそろ、みんなでトレンド作りに行くかぁ?」

   同じ決めポーズでメンタルリセットと叫ぶ人気アニメキャラのイラストが出回ったり、SNSでの反響を集めたまとめサイトが現れたりするなど、ちょっとしたお祭り状態だ。

   すでに、

「日常生活で嫌な事があった時叫ぼう...」
「落ち込んだけど何かをきっかけに元気が出た時、これから積極的に使っていこう」

と番組に触れる場面以外で使われ始め、はやくも「流行語」の色を濃くしている。実際、年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるに違いない、との予言も出た。

   そんな様子に本人も気づいているのか、番組放送翌日の16年1月2日、ツイッターで

「よし、それじゃぁそろそろ、みんなでトレンド作りに行くかぁ? オマエらの気持ちでこの日本のトレンドを埋めてやれ。じゃあ行くぞ!!今日の合い言葉は皆のリクエスト通り、『メンタルリセット〜〜〜!!!』だ!!!」

とファンへ呼びかけている。

   また、「格付け安定のかっこよさでしたー!!」と番組の感想を投げかけたファンに「いやいやいやいや、安定してないだろ?いつも不安の連続だよ・・・。それでも、『メンタルリセット〜〜!!!!』だ。わかるか?」と返すなど、これからも積極的に使っていくようだ。

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